テイクアウトやデリバリーでも楽しめる、アメリカの食のイベントが開催！
すべてアメリカの食材だけで構成された食の花束は、街角のヒーローたちに送るエールだ。
米国大使館農産物貿易事務所副所長のバレット・バンパス氏(右)と、同事務所でアメリカ食材の日本でのマーケティング・プロモーションを担当する青木純夫氏。
マクドナルドが九州に上陸した日のことを、今でもはっきり覚えている。ちっとも日本公開されない『スター・ウォーズ』にやきもきしていたこともある。ブルージーンズを履いて、コーラを飲んで、僕らはいつでもアメリカ文化の中を駆けてきた。
その中でも、ファッションと並んで食は僕らにいちばん身近なものだった。そんなアメリカの食のトップイベントが、今年も東京都内で開催される。
例年は盛大に催されるキックオフイベントも、コロナウイルスに最大の注意を払って行われた。
各ブースの間には仕切りを設け、会場内への入場数も限定されての開催。
「TASTE OF AMERICA 2020(テイスト オブ アメリカ 2020)」は、米国大使館農産物貿易事務所(U.S. Embassy Agricultural Trade Office)が主催する、アメリカの食材や食文化に触れ、アメリカの食を楽しむイベント。
2020 年月11月13日(金)～26 日(木)までの2週間、都内のレストランやスーパーマーケット、アメリカ系食品協会が協力して開催。期間中は参加レストランなどで、アメリカ食材を使いシェフたちが趣向を凝らしたスペシャルメニューにチャレンジする。
記念すべき10 周年を迎える今年は、新しい生活様式に寄り添い、参加店の多くでテイクアウトメニューやフードデリバリーも展開。レストランだけでなく、自宅や、公園などの屋外でも、シチュエーションを限定せずに幅広く楽しめる工夫が成されている。
場内に各食材についての資料や、サンプリングなども豊富に用意された。
連載「食のカイ・カン」でもおなじみの森枝幹氏も参加するシェフの1人。キックオフイベントでは最新のアメリカ食情報についても話した。
コロナ禍で、多くの人たちが不安を抱え、我慢を強いられている今。
アメリカでも、日本でも、いつまでも悲しみの中に居続けるのではなく、人々は明日へ、未来へ向かって歩み出している。
仕事に、家事に、勉強に、子育てに、それそぞれの場所で奮闘する街角のヒーローたち。 そんな日本の頑張る人たちを、“食の力”で支え、もっと頑張る“勇気”を与えたい。
そんな思いを込められた今年のテーマは「For HEROES」、はじめて人にテーマが当てられた。世界中のみんなが変化を余儀なくされた2020年、頑張っている一人ひとりがヒーローだった。
ヒーローたちを称える 2 週間「TASTE OF AMERICA 2020」。今日も明日も、健康で元気があふれるように、シェフたちの健闘にエールを送り、 アメリカ食材と共に勇気を頬張りたい。
スペインやイタリアが有名だが、実はアメリカのカリフォルニア州はオリーブの一大産地だ。ほどよい塩味とまろやかな味わいで、オリーブ特有の苦味がない。
アメリカが世界最大のチーズ生産国であることも意外と知られていないが、600種以上のタイプ、スタイルのチーズが作られ、ワールドチーズアワードでも幾多の賞を受賞。
USAライスについては、多くの説明はいらないだろう。カリフォルニア米「カルローズ」のおいしさは、もはや国産米と肩を並べ、軽い食感とアルデンテの歯応えが魅力。
栄養が豊富に詰まったアメリカが誇る万能フード、ピーナッツ。アメリカ人が大好きなピーナッツバターは、調味料としても使われ、オレイン酸は健康にも有効。
星条旗の元にオリジナルのレシピにチャレンジする、シェフたちの工夫を凝らしたメニューが楽しみだ。
TASTE OF AMERICA 2020(テイスト オブ アメリカ 2020)
開催期間：2020年11月13日(金)～11月26日(木)
参加店舗：都内レストラン・スーパーマーケットなど
主 催：米国大使館農産物貿易事務所(U.S. Embassy Agricultural Trade Office =ATO)
※参加店舗名・提供メニューなど詳細は下記webサイトで
https://tasteofamerica.jp/
問い合わせ先：tasteofamerica2020@amana.jp
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